私の人生は、ゴミを捨て、また溜め、また捨てるという空虚なサイクルの繰り返しでした。三度の業者清掃を経て、私はすっかり「常連さん」になっていました。毎回、空っぽになった部屋で「今度こそは」と誓うのに、数ヶ月後にはまたコンビニの袋が床を埋め尽くす。自分は壊れているのだと、半ば諦めていました。しかし、四度目の清掃の後、私はこれまでとは違う道を選びました。それは、一人で解決することをやめ、すべてをさらけ出すことでした。清掃業者の方に、「また溜めてしまうのが怖い」と正直に打ち明けたのです。するとその方は、親身になってリバウンド防止の専門家を繋いでくれました。四度目の正直として私が取り組んだのは、部屋を「自分のため」ではなく「好きなことのため」に使うという意識改革でした。私は昔から憧れていたアクアリウムを始めることにしました。水槽を維持するためには、清潔な環境と定期的な手入れが欠かせません。美しい魚たちが泳ぐ空間を汚したくないという強い思いが、私の中からゴミを溜める衝動を消し去っていきました。また、週に一度、オンラインの片付けサークルに参加し、自分の部屋の状況を報告し合うようにしました。誰かに見られているという意識が、私を律する力となりました。さらに、心療内科での治療も継続し、自分が抱えていたアダルトチルドレンとしての葛藤や、空虚感を物で埋めようとする癖を客観的に理解できるようになりました。清掃から一年が経ちましたが、私の部屋は今も水草が揺れる、穏やかで清潔な空間のままです。ゴミ屋敷を繰り返していた頃の私は、部屋をただの「ゴミ捨て場」だと思っていましたが、今は自分の命を養う「聖域」だと思っています。繰り返す連鎖を断ち切るために必要だったのは、強靭な意志ではなく、自分を助けてくれる人々への信頼と、小さな「好き」という気持ちでした。ゴミに埋もれていた頃には見えなかった、窓の外の景色の美しさを、今の私は毎日噛み締めています。もしあなたが今、繰り返すリバウンドに絶望しているなら、どうか知ってほしい。何度失敗しても、適切な助けと、あなた自身を大切にするための小さなきっかけがあれば、必ずそこから抜け出せるということを。私の四度目の正直は、私一人の力ではなく、多くの人の手によってもたらされた奇跡なのです。